ポスティングとは
ポスティングとはその名の通り、各家庭のポストにチラシなどの販促物を投函するサービスのことです。
本記事の流れ
■ポスティングのメリット(なぜ今、増えているのか)
■ポスティングの効果
■ポスティングの注意点
■最近、多いポスティングの活用法
■ポスティングのメリット
ポスティング業界は2015年ごろから急激に広告業界に浸透し、伸びています。
私は7年間、自社でポスティングの仕組みを保有している会社でアドプランナーをしていました。
まさに伸びてきた瞬間を感じながら働いてきました。
ではなぜ伸びてきたのか。その理由をお店側のメリットに焦点を当てて解説しています。
時代背景:マスメディア(新聞折込の衰退)
一番大きな影響は”新聞購読率”の現象です。1990年代は新聞はマスメディアとして絶大な信頼がありました。しかし、デジタルメディアの普及などで新聞を購読する家庭が大きく減少をしています。
現在の購読率については60%を切っていると言われています。
さらに20代~30代においては10%程度と言われています。
”今まではマス媒体だった新聞がマスの力を失っている”
というのが業界の評価になってきています。(それでも新聞社は地域において影響力はあります。)
ちなみに2019年現在でも新聞購読数は年10%減で推移しています。
チラシ販促自体はこの時代であっても一定数の需要があります。その配り方においての選択が新聞折込からポスティングに移り変わっています。
ポスティングは新聞を購読しているのかはもちろん関係なく配ることができるので
一部のセキュリティマンションなどの条件を除いて配布をすることができます。
ですのでポスティングの需要が急激に伸びているのです。
メリット:情報到達密度
新聞の減少とともに何が問題かというと情報到達密度です。
「私の店はいつも10000部くらいだから折込部数が減っても問題ない」
「いいえ、大問題なのです」
仮に静岡市の新聞折込数が2020年になり-10000部になったとします。
この10000という数字は静岡市の隅から減っているわけではありません。
当たり前ですが、ランダムに減っています。
仮に極端な話ですが、自店舗の周辺での購読者が5000世帯減っていたとしたら、その分の5000部は自店舗から遠いところで配られることになるのです。
お店としては反響が上がりやすい近隣にチラシを配りたいですよね?
ここで
ポスティングを選ぶメリットが出てきます。
お店の近くを細かく選べるのがポスティングのメリットです。
■ポスティングの効果
こちらについてはこちらの記事で詳しく説明していますので、よければご参照ください。
■ポスティングの注意点
こちらについては2つあります。
・100%の配布は存在しない
・悪徳業者に注意
ポスティングの品質についての評価はいくつかありますが、まず大前提としては「ちゃんと配布されているのか」という点です。
ここも関連記事で詳しく解説しています。
あえてこのページで触れておきたい部分としては、一つ目にあげた「100%の配布は存在しない」
ということです。
ここに不信感を抱く方も少なくないですが、物理的に不可能です。
地図に載っていない家があったり新築まで把握することは現状の仕組みでは業界でできている会社は私も聞いたことはありません。
ここからが大事なのですが
”それでも圧倒的に濃い密度で情報を届けられる事実は変わらない”
私がお伝えしたのはこの文章です。
完璧なメディは存在しません。それでも地域にとって有効な手法はポスティングであることは変わりません。
なので、100%の精度で情報を届けられるメディアはないということと上手く付き合っていくことが大事です。
注意点とともに理解をしておいて欲しいメッセージです。
■最近、多いポスティング活用法
チラシ集客はもともとある一定の需要と反響があって増えてきている部分が多いのですが、
その一方で、WEBマーケティングから再度アナログメディアとして紙を利用するケースが増えています。
・WEB広告は競合が多い
・自店舗HPの閲覧をもっと上げたい
WEBメディアについてはページ自体が紙に比べて多いですし、力を入れている企業も多いです。WEBはどうしても大手の力に勝つのも難しいです。なので競合から抜け出してアナログメディアのチラシに移行する方が非常に多いです。
またさらに、WEB広告だけでは補填できないアクセスを得るためにアナログなチラシでブーストをかける方も非常に多いです。
いかがでしたでしょうか。
ポスティングについては私の専門分野でもあるのでいくつかおすすめ記事のリンクを貼っておきますので悩みに合わせご覧いただければと思います。