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毎年、120%で依頼が伸びているポスティングって広告は何者?

WEB広告がまだまだ伸びる中で、ひときわ存在感を示して伸びている広告手法がポスティングです。

インターネットの時代になって誰もがスマートフォンを持つ時代となりました。

合わせてインターネットの広告もSNSやYoutubeなど様々な媒体とともに伸びています。

そんな中で超アナログな手法が勢いを持って伸びています。それがポスティングです。

ポストにチラシやパンフレットなど投函するサービス

名のごとくポストに販促物を投函するサービスですがこれが毎年すごい勢いで伸びています。

新聞折込の減少とともにポスティングが増加

ポスティングが伸びている一番の理由は新聞折込の減少です。一昔前ですと90%以上が購読をしていた新聞ですが、今では世帯数に対して平均して50%~60%しか購読していないというデータが出ています。20代~30代ともなると10%~20%とも言われています。

私もポスティング会社に勤めていた際に現場に出てポスティングをするということも良くあったのですが、アパートなどの集合住宅ですと新聞が入っている家庭はリアルに10件のうち1件でした。

今まではマス4媒体と言われた新聞もオンライン新聞などの勢いを受けて購読者数が減っています。

紙メディアを確実に届けることで確実な反響に。

ポスティングももちろん万能ではありません。チラシ投函を嫌がる家庭もありますし、今はまだ人の手で実施をしているので間違えて投函されないこともあります。

しかし、確実にピックアップしたエリアについて80%ほどが投函されます。

スマートフォンから常に流れてくる広告に対して、ポストという誰もが必ず見るところに情報をスマートフォンよりも競合少なく届けることができるのです。

紙メディアは保存性が高い

ポスティングが伸びている点はここにもあります。スマートフォンのように一瞬で通り過ぎてしまう広告は数を打って意識へ擦り込む必要があります。数を打つということはコストもかかりまうす。

一方、紙メディアはWEB広告と比べて何回も見てもらえることが多いです。私のお客様の中には1ヶ月後、2ヶ月後になってチラシを持ってきたという方も多くいます。

エリアが細かく選べる

業者によりますが、ポスティングは町目ごとなどで区分けされているケースが多いです。そのためエリアを500世帯くらいを目安に選べることが多いです。

※ちなみに新聞折込だと1エリア区画で数千世帯ごと

レスポンスを上げる上でもエリアを選ぶことは大事です。集客にしろ求人にしろ店舗より近隣の方がアクセスの面からも反響が上がるケースが多いです。

ポスティングは地元で営業してる店舗にとっては強い味方です

以上で述べた理由がポスティングが伸びている理由です。

雑誌などを含め、アナログな広告が伸び悩んでいる中、ここまで伸びている方法はほとんどないでしょう。

色々なお店が多店舗化してお店がたくさんある・選択肢がたくさんある世の中だからこそ、自店舗周辺はしっかりポスティングで抑えておきましょう!

【動画付き】「〇〇は終わった。」紙メディアは本当に終わったのか?

広告業界に対して紙のメディアは終わったと言われます。果たしてそれは本当なのでしょうか?

結論は、紙メディアは終わっていませんし、効果もちゃんとあります。

感覚的に減っているメディアとして扱われるとこのような言葉がかけられてしまうのが残念ですね。

紙に関わらず色々なメディアが「終わった」と言われますが、それはそのメディアのバブル期が過ぎただけです。

減ることと効果がでないことは同意語ではない

確かに紙を生産する工場は年々減っています。新聞折込も新聞メディアと共に部数が減っています。

しかし、ポスティングは毎年125%の業界伸び率を誇っています。恐らくポスティングは数年間このペースで伸びていくでしょう。

しかしながら、実際ポスティングは部数が増えるとともに反響も少し落ち着いてきています。これはコンテンツ数が増えているからと予測されています。

コンテンツ数というのはポスティングでいうとチラシの枚数です。同じ業界のチラシが同じ家庭に1種類と何種類も入るのではやはり反響に影響が出ます。

そんな反面、新聞折込の反響が上がったという声も聞いたりましす。

もちろん色々な影響が考えられますが、一時代前より折込枚数が減ったことが良い方向に作用しているのかもしれません。

伸びている媒体は確かに見ている方も多いですが、競合も多いです。媒体の人気と反響は必ずしも同意ではないのです。

特に地方の店舗クラスの情報であれば競合が多いところでは不利に働くことが多いので注意が必要です。

終わったと決めつけず、自店舗のターゲットに一番あう方法を見極める

先日、とあるお寿司屋さんに出前のポスティングの依頼を受けてお話に伺いました。その際にLINE公式アカウントの話をさせていただいたのですが、お店のコアなユーザー層は50代以上ということでした。実際にお店に来店していただく方の半分ほどがLINEユーザーではないかということでした。これは他のお店からすると高齢層が多くLINEユーザーは少ない方だと思います。

結果的に導入は保留となりました。半数がユーザーであれば導入もありだと思いますがまずはチラシということになりました。

ユーザーは半径1km~2kmほどということで定期的に一万部ほどチラシを打つことを優先になったのです。

この例のように大事なのはお店のユーザーの属性を見極めることです。

・商圏範囲

・年齢層

主にはこの二つを見ると店舗レベルの場合ある程度の最適解は見えてきます。

・狙った商圏にアプローチできる媒体はなんなのか

・そのユーザーたちが利用するであろうメディアはなんなのか

決して、よく使われる媒体だからという理由で広告媒体を選ばないように注意をして下さい。

本ブログでは色々なメディアの特徴と活用法をご紹介していますのでよければ他の記事もご覧ください。