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広告代理店に依頼する時の注意点。失敗しない選び方とは

広告をお願いしたいけれど、どこにお願いすれば良いのだろう?

よく聞く広告代理店てどんなことをしているのだろう?

新卒で入社して広告業界にいますが、いまだに自己紹介で聞かれるNo1が

”広告代理店って何するの?”

その通り、広告代理店て具体的に何してるのか知られていないのです。

それもそのはず、子供の頃から広告代理店に触れる機会なんてないですよね。

利用したことのないサービス、形のないサービスを理解するのは難しいのです。

だから、いざ会社や店舗で広告を検討した時になんとなく”広告”と名のつく代理店にお願いすることが多いのです。

今日は広告代理店について説明をして行きましょう。

この記事を読むと次の疑問が解決されます。

✅広告ができるまでの流れを知ることができます

✅広告代理店の選び方がわかり、失敗が減ります。

✅広告にかける労力が減り、本業に投資できる時間が増えます。

広告ができるまで

広告は2つの構造で出来ています。

1つは”メディア”、1つは”コンテンツ”です。

メディアというのはTVやラジオ、雑誌、インターネットなど情報を届ける方法のことです。

さらに深掘りするとTVの中でも”どの局のどの番組”、雑誌の中でも”どの雑誌なのか”

メディアにはメディアごとのファンがついています。

・雑誌Aは読むが、雑誌Bは読まない方

・テレビは見るが朝しか見ない方

メディアごとに消費者の特徴が出ます。

つまり自店舗のターゲットと合致したメディアを選ぶことが必要です。

コンテンツというのは情報の中身

・チラシであればチラシデザイン

・TVCMであれば動画

主に”文字””静止画””動画””音声”この4つのどれかに当てはまります。

いくらメディアが合致していてもコンテンツが優秀でなければ反響は出ません。逆もまた然りです。

広告を作るということはこの2つを選ぶということです。

そして広告業界は大きく3つの業種に分類されます。

✅メディアを有している会社(TV局、編集部、Google、Facebookなど)

✅コンテンツを製作している会社(制作会社、デザイナーなど)

✅メディアとの繋がりを活かして販売をしている会社(広告代理店)

今まではほとんどが代理店を介して広告を打つことがほとんどでしたが、今大きくこの流れが変わりつつあります。

まず1つ目の転換が

”個人製作がしやすくなった”ことです。

個人でソフトを有していればコンテンツを作ることも可能です。デザインができる人が今ではだいぶ増えました。そのため、広告会社でなくても社内にデザインができる人がいて、自社で製作をしていますケースも多くなりました。

ソフトがなくても製作はできるようになっています。

このブログでもラクスルの無料オンラインデザインなどはよく紹介させてもらっています。

2つ目は”メディアが増えすぎている”ということです。

インターネットの普及により誰でもメディアを作れるようになりましたし、SNSの普及で個人が発信力を持つこともできるようになりました。

そのため、本来広告のいろいろな知識を入れなければならない広告代理店がメディアの時代に流れを全て追うことができなくなってしまったのです。

できる広告代理店の選び方

広告代理店は全ての広告を追うことはできなくなりました。

そのため、得意分野を持つ代理店が増えました。

例えば僕であれば

✅静岡県内のポスティング手配とマーケティング

✅店舗クラスのチラシ集客(事例、デザイン、企画)

✅店舗クラスのSNS運用方法

この2つが専門分野になります。

他にもSEOなどHP系の知識も入れるようにはしていますが専門家ほどではありません。

少し、話は戻りまして

”できる広告代理店”とは何でしょう。

僕は2つだと思います。

①CLの店舗へ広告によって集客をする

②CLが広告にかける労力を削減する

そのために必要な力は

・情報(事例、実績の蓄積)

・ディレクション能力(手配する力)

です。特にコンサルティングと異なるところはディレクションまでやることです。

なので僕の場合は

チラシ集客をキーワードに 企画→製作→配布手配 まで遂行できるように代理店としてトレーニングをしました。

最近ではメディアがあるだけでは売れないため、メディア側も製作や企画に力を入れていたります。

※そのため、業界図がより分かりにくくなっています。

広告代理店を選ぶ時は

✅どこまでやってくれる代理店なのか

✅どこを強みとしている代理店なのか

を直接聞いても良いと思います。

※おまけ

専門外の依頼は代理店にとってもリスクがあるため、できる代理店は苦手分野に同業者で得意な代理店と組んでいることもあります。

参考にするべき、広告とは?広告媒体多すぎてわからないよ!って方に見て欲しい記事part2

この記事は後半になります。

前記事では、広告媒体の評価基準を2つ紹介しました。

本記事では、さらに経営を安定化させるために取り組んで欲しい広告活動を解説していきたいと思います。

前記事のおさらいですが、

✅費用対効果を発揮しているかどうか

✅目標の集客目標が達成できる媒体か

これが大前提として広告を評価する基準と書きました。

これを発見し、実践するだけでももちろん大きな力となりますが、さらにもう1段階レベルアップをしていきましょう。

そのステップがこの2つです

✅大前提を達成している広告が2つ以上ある

✅より効果的なものがないか試している

それでは今回も1つ1つ解説をして行きましょう。

大前提を達成している広告が2つ以上ある

理由は簡単です。

”武器は2つあった方が良い”

広告には残念ながらトレンドがあります。

どの業種もそうですが大手企業が展開するサービスによって今までのサービスが効果をなさなくなってしまったりします。

よく例えで出るのがスマートフォンの出現によって無くなった商品やサービスは挙げられていますよね。

広告にもロングセラーやトレンドがあります。

特にトレンドは高速で移り変わりますし、ロングセラーの広告であっても新たな技術革新で急になくなることがあります。

だからこそ、いきなり武器が取られても大丈夫のように複数の武器を持つ必要があります。

最近ではエステのビフォーアフターが禁止され、美容系の広告が一気に減少しました。

媒体はもちろん、企画にも同様のことが言えます。

だからこそ、1つの企画、広告媒体が見つかったらそれを複数見つけることをお勧めします。

より効果的なものがないか試している

こちらの理由も先のものと同様です。

僕のお勧めはロングセラーの広告からヒットを出すことがまずはお勧めですが、新しいこと、サービスに触れることで学ぶことができる事例、知識は多くあります。

だからこそ、常に”試す”ことを続けることが大事です。

✅より反響を出すことができる広告

✅より費用をかけずにできる広告

✅より時間を節約できる広告

主にこの3つの評価軸で新しい方法を模索しましょう。

一度、反響が落ちた広告も復活する

よく、広告で同じ企画、同じ媒体を続けると反響が落ちることがあります。

これは消費者の”飽き”です。

流石に企画まで同じだと飽きてしまいますよね。

そんな時は別の方法を試して、少し時間を空けましょう。

例えばポス型フリーペーパーとチラシポスは同じ方法で情報を届けますが

閲覧してくれる方は実は異なります。

フリーペーパーにはフリーペーパーのファンがいますし、チラシ好きはチラシをよく見ます。

なので、同じ方法でも見る方が異なることを理解し企画が飽きられないようにしていくのもテクニックです。

このテクニックを活かすためにも試すことと武器を2つ以上持つことを目指しましょう。

参考にするべき、広告とは?広告媒体多すぎてわからないよ!って方に見て欲しい記事

SNS?YouTube?チラシ?フリーペーパー?どれが結局やればいいの?

最近、SNS広告などもかなり増え広告ってどれがいいのかわからなくないですか?

結論、費用対効果と集客目標を達成できるものであればOKだと思うのですが、流行りなどもあり結局どれが良いかわからなくなってしまうこともしばしば。

そんな方のために、広告媒体を選ぶ基準の一例を解説していきたいと思います。

ちなみに媒体の特徴については別のこちらの記事で解説しているので参考にしてもらえたらと思います。

大前提として、見るべきポイントは2つです。

✅費用対効果を発揮しているかどうか

✅目標の集客目標が達成できる媒体か

そして上記を達成している方に見ていただきたいポイントが2つあります。

✅大前提を達成している広告が2つ以上ある

✅より効果的なものがないか試している

では1つ1つ解説していきましょう。

まずは費用対効果を発揮しているかどうかです。

費用対効果というと50000円の広告費をかけて50000円以上の利益を回収すると考える方も多いかと思いますが、一旦この考えは頭から離して下さい。

というよりも、新規集客と既存集客では費用対効果の捉え方が異なるからです。

それについてはコチラの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

お店がまず取り組むべきは新規集客です。

既存集客ももちろん優先度が高いですが飲食店や美容室、エステサロンではある程度集客が見えている部分もあるでしょう。

では新規集客の費用対効果の測り方ですが、逆に質問させていただきます。

あなたのお店でお店で新規で来店する方はどれくらいの価値がありますか?

美容室であれば「女性」というキーワードだけで

「カット+カラー」、「年間3回~4回の来店」あたりは想像できますよね?

仮にカット+カラーが10000円だったとしたら費用対効果は1人に対してカット+カラー1回分の来店で測るのは、評価として正しくないですよね。

飲食店であれば、1人が連れてくる平均の来店人数や、来店頻度なども出てきます。ではいつまで来店してくれるのかですが、これは既存集客の領域になるので、また別の記事で解説したいと思います。

遠回りしましたが、お伝えしたいのは新規1人あたりの集客にいくら払えるか

この価値基準を設定しましょう。そしてその価値基準を達成できる広告媒体を見つけましょう。

次に集客目標が達成できているかです。

仮に新規の集客目標が月に50名だったとしましょう。

先ほどの新規集客に対する価値基準が3000円だったとします。

では次の広告の内、あなたはどちらを導入しますか?

①15万かけて50名新規集客ができる広告

②1000円かけて5人集客できる広告

僕でしたら両方やります。

もちろん1000円かけて1人新規獲得ができるのであれば価値基準は達成できていますが、1人だとお店が目指す集客にギャップがありますよね。

①、②を毎月1度ずつ広告投資すると年間で540人の差が出ます。

価値基準を突破していて、なおかつ集客目標を達成できる媒体を見つけしょう。

②のと同じ価値の広告を10個やるのもありです。

まず大前提としてはこの2つを達成できる広告を見つけしょう。

それであればSNSでもチラシでも基本はOKです。

おっと・・・1つだけ、注意事項がありました。

それは広告手配にかかる時間的コストも計算に入れておきましょう。

あまり多く広告をやると広告手配にばかり時間を取られて本業が・・・なんてことも少なくありません。

では、次のステップに進みたいと思いますが、少し長くなってしまったので続きは別の記事で解説していきたいと思います。

【図解で解説】広告媒体、比較表でお店にあった媒体がわかる!

お店にあった広告媒体がわかる記事

広告を打つ中で、必ずと言っていいほど思うのが

「この広告はうちにあっているのだろう?」

という悩みです。

「あれが流行っているから」「あのSNSが人気だよね」「昔からこれを使っているから」

など様々な意見を聞きますが、しっかりとした根拠があって媒体を選ばなければ無駄が出てしまう危険性があります。

そんなことにならないよう、本記事では図を使いながらよく使われるメディアを解説していきたいともいます。

広告媒体のカバー範囲と専門性を見ていこう

広告でまず大事になってくるのが

・ターゲットに届くのかどうか

この視点で媒体を見ることです。

まずは下の図をご覧ください。

図1

◼️広告がカバーできる範囲が  狭い ・  広い

◼️広告媒体が     大衆向け ・ 専門性が高い

の2つの軸で示した図となります。

順に説明していきましょう

・ポスティング

本記事でもよくおすすめをしているポスティングですが特徴は

「狭い範囲」で絞れて「大衆向け」であるということ

ポスティングの範囲は絞り込めば数百メートル圏内から選定できてしまいます。

これができる媒体は実は少なくてfacebookくらいなのです。

つまり店舗クラスが主としてやる外部告知はすごく限られているのです。

facebookですとプロフォールの「いいね」に応じて広告がセグメントされますが、あくまで周辺地域に情報を広げるのであれば最適だと言えます。

・新聞折込

こちらについてはポスティングと比較するとわかりやすい特性が2つあります。

1つはエリアの区切りが5000世帯前後からであること

2つは新聞読者層に購読者が依存する点です。

少し昔ですと新聞をとっていないという方はほとんどおらず大衆マスメディアとして扱われておりましたが、購読者は年々減少しています。

購読している方の層も高齢化をしていて

20代、30代で10~20%、50代、60代で50%~60%というデータも出ています。

なので高齢者層にアプローチをしたいという場合は新聞は有効になってくるでしょう。

・新聞広告

こちの大衆性、専門性は折込チラシとほぼ同じと考えて良いでしょう。

異なってくるのはカバー範囲です。

新聞折込は最小が5000程度に対して新聞は新聞の発行エリアに依存します。

もちろん地区ごとで記事をかえるということができないため、ある程度の規模感になるでしょう。

新聞広告については各県や地域の発刊元を調べてどの範囲までカバーしているのか見ると良いと思います。

基本的には県クラスで分かれていることが多いと思われます。

・地域フリーペーパー

フリーペーパーは専門性が高いものから大衆のもの、カバー範囲も様々です。

いくつか例を挙げて解説をしていきましょう。

■流通チャネル

まず見るべきはどのような流通をしているかです。

パターンとして多いのが2つ

・設置型

・ポスティング型

があります。設置型はコンビニや駅構内などでよく見ると思います。

□ポスティングは家庭のポストに届くタイプの媒体です。

ポスティングは手間もかかるため市町村ごとで発行しているケースが多いです。

30000世帯~100000世帯、大都市だと200000世帯に発行しているポスティング型フリーペーパーもあります。

ポスティング型フリーペーパーの最大手は岐阜に本社を構える(株)中広が手がけるHAPPY MEDIAが有名です。地域活性をテーマに全国合計およそ1000万世帯に発行をしています。

https://www.happymedia.jp/

その他にも各地域で発行されているポスティング型のフリーペーパーは平均して各市1~3誌ほどあるでしょう。

この特性から市町村をターゲットにしたお店(エステサロンや複数店舗を営業しているお店)にはピッタリでしょう。またポスティングをメインで集客をしているお店も

「たまには少し広く広告を出したい」

という方にはオススメです。

もし、どのくらいの頻度でということで迷われている方がいるのであれば

”季節に一回”

の頻度がオススメできます。

⬜︎設置型のフリーペーパーで有名どころで行くと

・HOTPEPPER

・タウンワーク

などが挙げられます。

設置する箇所により読者の属性が分かれます。フリーペーパー自体は女性の読誌率が高い傾向にあるので、駅周辺であればOLの方などが読むことが多いでしょう。

その他にも業種を絞ったフリーペーパー(犬に特化している、アウトドアに特化している など)が存在します。その場合はカバーエリア自体は広くなるケースが多いです。

しかし注意しなければならないのは、実際のターゲット読者がどれくらいいるのかということは気にしなければなりません。

図2

ですので、設置型のフリーペーパーを検討している方は

・発行部数

・設置部数のハケ率

は発行元に確認した方が良いでしょう。

・市町村よりももう少し広いエリアに認知を広げたい

・狙ったライフスタイル層に情報を届けたい

このような方は設置型のフリーペーパーがおすすめでしょう。

・テレビCM

こちらは局によって様々ですが最小で県単位、最大で国という範囲をカバーできる、まさにマス媒体でしょう。

時間帯によって視聴層が変わる特徴がありますがほとんどのお宅でテレビは一台はあるでしょう。

しかし、最近ではAbema TVなどのオンラインTVや録画技術の発展などで視聴率は低迷を続けています。

・Facebook広告

Facebook広告の特徴は属性セグメントが多種多様に及ぶ点です。

Facebookは登録する際に居住地などの位置情報や年齢、好きなことまで多様に入力をします。

Facebook広告では、出稿する側がその属性を選んで広告を出すことができます。

地域、年齢、性別、ライフスタイル、、、まさに狙ったターゲットに情報を届けられるツールといって良いでしょう。

しかし、Facebook広告にも弱点はあります。それはこの後で紹介していきたいと思います。

・LINE公式アカウント

こちらは狭い範囲で専門性が高い位置づけをさせていただきました。

その理由はLINE公式アカウントが”既存顧客” に向けたサービスだからです。

LINE公式アカウントのメインとなる機能は友達登録をしてくれたユーザーにメッセージを一斉配信できる点です。

なので発信情報は既存顧客に限られます。ですので専門性が高く、範囲も狭いという位置付けにさせていただきました。

・雑誌

最後に雑誌です。マス4媒体にもあげられるこの媒体ですが、色々なジャンルの雑誌がありますよね?

ファッション、ビジネス、スポーツ、ライフスタイル、グルメなどなど

全国的に発行をしていて、専門性が高いものがほとんどです。

ニッチな商品を扱っていてターゲットが広いようなお店におすすめの媒体です。

ここまでカバー範囲に合わせて紹介してきました。

お店の商圏範囲や商品に合わせて適切なものを選択するのが広告費を節約することにもつながります。

次に紹介するは下の図です。

図3

これは

・広告の賞味期限(保存性)

・1回の表示に対してのコスト感

で分析した図になります。

先ほどは広告がどの範囲まで届くのかという軸で分析をしましたが、もう一つ大事な視点はその広告がどのくらいの期間で効果が見込めるのかということです。

広告媒体の有効期間を見る上で必要な視点は2つです。

◼️メディアの形式

これは大きく3つあります。

1画像データ

2紙媒体

3動画

1についてはWEBバナー画像などがそれに当たります。

2についてはチラシや雑誌などが、それです。

3についてはCM動画と言われるジャンルです

1、2については画像で訴えるもののみで3はそれに音と動きが加わります。なので1、2よりも3は与える印象が強いため1回の表示で与える印象は強いです。

1、3についてはWEBメディアのことが多く、ページの移動が多いため1回の表示時間は短くなる傾向があります。

なので1で印象与えるためにはかなり回数を打たなくてはなりません。

2、3に関しては単純比較は難しいですが、先ほどの図1を参照いただければ、どちらが自店舗に合うのかわかるでしょう。

◼️期間内の媒体タッチ数

同じ1回の掲載費用でも、その広告に何度タッチしてもらえるかは異なってきます。

⬜︎WEB系メディアであれば、期間内に何回表示

⬜︎紙メディアであれば発行のペースに合わせて変化

といった感じです。

では各広告媒体でどのような特徴があるのか見ていきましょう。

・ポスティング

そもそも私の経験上、チラシの有効期限は1週間から10日間が反響のボリュームゾーンです。

ポスティングの場合は週刊便でお届けしているケースが多いので、有効期間はやはり1週間~10日間がメインでしょう。

もう少し長い間有効期間が欲しいということであれば、フリーペーパーに挟み込んで配布をしたり、紙質を工夫することで保存性を高めることが可能でしょう。

・新聞折込

ポスティングと同じくチラシ販促ですが新聞は毎日発行されます。

なので新しい情報に更新されるペースも早いのでポスティングより賞味期限が短期間になります。

・新聞広告

こちらも新聞折込と同様です。

・地域フリーペーパー

こちらは発行のペース左右されます。

多くは月刊誌が多いですが、月2発行のものもあれば季節誌もあります。

注意が必要なのは”季節誌の方が発行ペースが少ないからお得!”と考えるかもしれませんが、あくまで賞味期限が長いだけで時間がたつほど効果は薄れる傾向にあります。

お店の品がえや来店頻度に合わせた媒体を選ぶことがおすすめです。

・テレビCM

動画メディアでその時間帯でなければ見ることができないCMです。

一見するとそのタイミングだけしか見れないように思えますが、

本来はテレビ番組に対してスポンサーをして、そこにCMが流れるという原理です。

テレビ番組は1クールという期間で製作されます。

なので3ヶ月(季節)でアプローチができる媒体なのです。

・雑誌

雑誌もフリーペーパー同様、その雑誌の発行ペースに賞味期限が影響します。

フリーペーパーと異なる点としては、”有料”のものなので捨てられにくいということでしょう。

1年前の雑誌を読み返すシーンも自身の体験で持つ方も少なくないと思います。

・LINE公式アカウント

こちら主にメッセージ配信について解説していきます。

基本的にはメッセージなので表示される時間は短いです。

他のSNSと異なる点としてはタイムラインのように色々な情報が流れているわけではないので、比較的メッセージが埋もれにくい設計になっています。

・Facebook広告

一つ前の図の解説でFacebookはかなり絞り込みができることを解説しました。

ターゲットに適切に届けられる反面、弱点は広告表示の短さにあります。

Facebookの更新は早く、タイムラインで広告表示されても、見てもらえる時間は短いです。

なのである程度頻度を上げて、消費者に対して刷り込みをする必要があるのです。

いかがだったでしょうか?

広告媒体を何にするのか迷った際は是非、参考にしてもらえればと思います。

もちろん、媒体があっているだけではダメですが、どんな方法で広告を打つのかは反響を出すためにの大きなポイントです。

最適な方法を選んで最小のコストで最大の効果を得られるようにしましょう!

【動画付き】「〇〇は終わった。」紙メディアは本当に終わったのか?

広告業界に対して紙のメディアは終わったと言われます。果たしてそれは本当なのでしょうか?

結論は、紙メディアは終わっていませんし、効果もちゃんとあります。

感覚的に減っているメディアとして扱われるとこのような言葉がかけられてしまうのが残念ですね。

紙に関わらず色々なメディアが「終わった」と言われますが、それはそのメディアのバブル期が過ぎただけです。

減ることと効果がでないことは同意語ではない

確かに紙を生産する工場は年々減っています。新聞折込も新聞メディアと共に部数が減っています。

しかし、ポスティングは毎年125%の業界伸び率を誇っています。恐らくポスティングは数年間このペースで伸びていくでしょう。

しかしながら、実際ポスティングは部数が増えるとともに反響も少し落ち着いてきています。これはコンテンツ数が増えているからと予測されています。

コンテンツ数というのはポスティングでいうとチラシの枚数です。同じ業界のチラシが同じ家庭に1種類と何種類も入るのではやはり反響に影響が出ます。

そんな反面、新聞折込の反響が上がったという声も聞いたりましす。

もちろん色々な影響が考えられますが、一時代前より折込枚数が減ったことが良い方向に作用しているのかもしれません。

伸びている媒体は確かに見ている方も多いですが、競合も多いです。媒体の人気と反響は必ずしも同意ではないのです。

特に地方の店舗クラスの情報であれば競合が多いところでは不利に働くことが多いので注意が必要です。

終わったと決めつけず、自店舗のターゲットに一番あう方法を見極める

先日、とあるお寿司屋さんに出前のポスティングの依頼を受けてお話に伺いました。その際にLINE公式アカウントの話をさせていただいたのですが、お店のコアなユーザー層は50代以上ということでした。実際にお店に来店していただく方の半分ほどがLINEユーザーではないかということでした。これは他のお店からすると高齢層が多くLINEユーザーは少ない方だと思います。

結果的に導入は保留となりました。半数がユーザーであれば導入もありだと思いますがまずはチラシということになりました。

ユーザーは半径1km~2kmほどということで定期的に一万部ほどチラシを打つことを優先になったのです。

この例のように大事なのはお店のユーザーの属性を見極めることです。

・商圏範囲

・年齢層

主にはこの二つを見ると店舗レベルの場合ある程度の最適解は見えてきます。

・狙った商圏にアプローチできる媒体はなんなのか

・そのユーザーたちが利用するであろうメディアはなんなのか

決して、よく使われる媒体だからという理由で広告媒体を選ばないように注意をして下さい。

本ブログでは色々なメディアの特徴と活用法をご紹介していますのでよければ他の記事もご覧ください。

広告を選ぶ時に知っておきたい知識「プッシュメディアとプルメディア」

広告媒体を選ぶ時に迷ったら、プッシュかプルかで選ぶべば無駄撃ちが減る

広告媒体って世の中に無限にありますよね。チラシやHP、SNS、最近はやりのYoutubeなど何をしたらいいのかわからいという方に本記事はお読みいただければと思います。

プッシュメディアとは

その名のごとく、お店側から消費者へプッシュすることができるのがプッシュメディアです。
i-phoneなどでもアプリにプッシュ通知という項目がありますよね?あれもアプリケーション側からユーザーにプッシュをしている機能になります。
プッシュの良いところは自店舗の認識を持っていない状態の消費者に情報を届けられるところです。
消費者のほとんどは自店舗の存在を認知していません。長くやっているお店でも意外と知られていなかったり、時が経って忘れられてしまっていたります。
ですので自店舗から消費者にプッシュすることは認知度アップなどの面においても重要な販促です。

プルメディアとは

プルメディアとは消費者がアクションを起こして店舗の情報を知るための広告媒体です。
一番メジャーなのは自社のホームページでしょう。
何か情報を得ようとする時、誰もがスマートフォンやパソコンで検索をすると思いますが直接、店舗名を検索することって少ないですよね。
ですがもし直接、検索をしてくれる人がいるのであればそれはかなり濃い見込み客となるでしょう。
しかし、その数はかなり少ないケースが殆どです。ニッチな商品を扱っている場合は商品名などで自社HPに行き着くケースもありますが、競合が多い「居酒屋」や「美容室」などではなかな自店舗のHPに行き着いてもらうことは難しいでしょう。
ですが、HPなどのプルメディアを設置しておくことでプッシュメディアから誘導することができるのでプッシュメディアを実施する前にプルメディアを設置しておくことは反響アップのために重要です。
潜在客をプッシュメディアで捕まえる→プルメディアに誘導
という流れが効果的です。

どれがプッシュメディアでプルメディア?

よくいただく質問としてどのメディアがどれかわからないというお声を頂くので下記にまとめました。

・プッシュメディア
チラシ(新聞折込、ポスティング)
フリーマガジン
テレビCM
ラジオCM
雑誌広告
twitter投稿
LINE公式アカウント(メッセージ・タイムライン)
Facebook広告
など

・プルメディア
自店舗HP
集合サイト
Facebookアカウント
インスタグラムアカウント
など

また、プッシュメディアの中には新規に強いものと既存に強いものが存在します。
思ったようなような集客ができていないという方は媒体選びがもしかしたら狙ったターゲットに合わないメディアを選んでしまっているのかもしれません。

求人にも効果的!求人誌からチラシに切り替えろ

最近、急激に増えている事例を紹介したいと思います。
ズバリ「求人チラシ」です。

少し経歴を紹介するとポスティング会社に7年間務めていました。入社当初と大きく変わったことの一つが求人チラシの案件量です。毎週100件近くの案件がありましたが最終的には1/3〜半分が求人ということもありました。

求人に困っているお店は多い

当たり前ですが、求人に困っているお店は多いです。
TVCMなどでもネット系の求人サイトのCMがバンバン出ているかと思います。
世の中全体を見渡しても正社員、アルバイトともに不足をしています。
求人広告の市場はどんどん大きくなっていますが、合わせて成果も上がっているのかというとそういうわけではないのでお店さんは大変ですよね。

通勤圏内を探す

ポスティングが求人に有効な点は立地に強いことです。
皆さんも仕事を探すときは家からどのくらいの距離かチェックしますよね。もちろん、正社員かアルバイトかによってターゲットとされる範囲は変わります。通勤圏内に考えられる範囲を路線や半径で選定し、求人チラシを配れば求人広告がより効果的になります。

求人誌で効果が出なかったら切り替えも視野に

タウンワークなど各地域ごとで求人誌は存在していると思います。
ただなかなか効果が出ないという場合は切り替えるのも一つの手です。
求人誌から切り替えるメリットとしては
・範囲によってはコストダウンができる
・ターゲット範囲にアプローチできる
・自社の求人情報だけが届けられる
範囲については先に書かせていただいた通りです。
範囲によっては印刷と配布の料金で求人誌より安く済ませられるケースもあります。特に求人チラシの場合はスタッフさんの手書きのものでも親しみがあって良い印象に働くケースも考えられるのでデザイン事務所にお願いすることも必要ないかと思います。
また、求人チラシですと条件を比べられてしまいます。また目に止めてもらえる可能性も自社チラシの方が高くなるでしょう。

それでも難しい求人事情

正直、上記の条件を満たしていても確実に反響が出るわけではありません。 しかし、取り組みを変えることで成果を得られたお客様は非常に多く見られました。今の方法で結果が出てない方がいらっしゃれば是非、試してみてください。

地元でお店をやっている方に本気でおすすめしたい方法がポスティング!

SNSやネット広告が多すぎる


地元企業様、店舗様を中心に700件以上の広告を担当させていただいております。

最近、支援先のCLの元へ訪れるとよく聞くのが「今はネットの時代だから」という言葉です。もしくは「今って紙で広告するのってどうなの?」と聞かれます。
確かにネット広告は私の周りでも活用できている方は多いです。しかし同時に効果の出ないやり方をされている方もその何倍もいらっしゃります。
今の世の中はスマホでなんでも情報が取れてしまいますよね?そうなんです。なんでも情報が取れてしまうんです。ネット広告が多すぎる前に世の中に流通している情報自体がたくさんあるのです。
そんな中で1店舗の情報をネットで届けるのはかなりのテクニックと労力を要します。
ではどのようにそんな競合の嵐の中を戦うのかをお伝えします。

ポスティングは競合が少ない

ポスティングをオススメしたい理由を大きく3点でまとめました。

①エリアを絞り込める
②印刷サービスが簡単になってきている
③効果が持続する

①エリアを絞り込める
お店の一番のターゲットは近所の方というケースが多いです。特に開業されたばかりの方はお店の近所から広告を仕掛けるのが有効でしょう。
飲食店や美容室、整体なんかはコンビニクラスで店舗数が多くなってきています。(コンビニは1000世帯〜3000世帯に1つあると言われています)
不特定多数の人に広告を打つより、しっかりと足を運んでくれる方に広告を打つ方が反響が高いケースが多いです。
また、近所の方はお店の常連になってくれる可能性が高いのも魅力です。

②印刷サービスが簡単になってきている
一昔前はチラシのデザインはデザイナーがやるものでした。もちろん今も多くはデザイナーがソフトを使用して制作していますが、現在ではアプリで簡単にチラシを作れたり、ラクスルなどがネットの印刷会社がソフトなしで制作できるチラシデザインのサービスを提供しています。なので、デザイナーに頼むとお金がかかるとお考えの方も一度自分でデザインをする方法を考えてみても良いでしょう。

③効果が持続する
チラシ広告の良いところはネット広告より反響がでる期間が長いことも挙げられます。
上の部分でもお伝えした通りネット広告は量が非常に多いです。そのため表示される広告は一瞬しか見てもらえません。大手企業の場合は期間内に何回も何回も閲覧してもらえるように費用を投下してネット広告を打ちますが、個人でお店をやられている方にとっては大手と同じように広告費を投下することは難しいですよね。
それに比べてチラシの場合はもちろん必要が無ければポストからゴミ箱へ行くことも少なくないと思いますが、リビングまで持っていってもらえれば、何回も広告を見てもらって来店につながるという期間が長くなります。
私の支援先でも3ヶ月や1年以上前のチラシを持って来店するという話も稀に聞きました。実際は配布から1週間〜2週間が効果が一番でる期間になります。

ネット広告で効果が出なければポスティングに切り替えを検討してみては?

いかがだったでしょうか?
もちろん広告は100%当たるものではありませんが、限りなく100%に近づけることは可能です。
反響が出ない時は方法に目を向けるのがおすすめです。