チラシやポスティングの効果ってどのくらいなの?業界7年の広告マンが教えます。
2019年8月18日

広告をやる前に必ず気になるのが「どのくらい効果があるの?」という部分だと思います。
本記事ではチラシに携わって7年目の私の経験からどのくらいの効果があるのかをお伝えしていきたいと思います。
1.ポスティングチラシの効果
2.効果が出ないチラシの特徴
3.チラシの効果をあげるにはどうしたらいいのか
という流れで進めていきたいと思います。
1.ポスティングチラシの効果
早速、結論ですがポスティングの反響率は0.1~0.3%あると良いといわれています。
これは”配布部数”に対してのチラシを見てアクションにつながったパーセンテージの指標です。
例えば
10000部のチラシをポスティングしたら10組~30組
あくまで指標ですが、商品によって反響率は大きく変化します。
私の場合、1000円~1500円帯のランチあたりでしたら、このあたりの数字は余裕で狙える数字としてご提案をしていました。
1000円以下のランチやラーメン屋さんなどでしたらもっと反響率は良いですし、宴会で単価が高いものですとより反響は落ちます。
2効果が出ないチラシの特徴
そのままの流れで、効果の出ないチラシの特徴を解説していきたいと思います。
効果を出すにはマーケットにどの程度の需要があるのかが重要になってきます。
例えば、30代女性をターゲットと設定してチラシをポスティングすることとなったとします。
ここで大事になってくるのは
”30代女性にとってランチはどれくらい需要があるのか、宴会はどのくらい需要があるのか”
ココを考えることです。
効果が出ないチラシはここでのターゲティングが市場とマッチしていない可能性が高いです。
極端な例を挙げると
・日本人に向けて日本語学校のチラシを配る
・フットサル場で野球教室の案内を置く
など的外れな広告の出し方をしていないかです。
そんなことするわけ無いじゃないか!
と思う方もいるかもしれませんが、実は多くの方が陥りやすいのです。
例
・新しくモーニングを始めたから、大きく告知をしよう
→モーニングを利用する方の多くは高齢層ですよね?でしたら広くやるよりも近隣を強化した方が良いです

3チラシの効果を上げるには
上記で示した通りつまり、自店舗の売りが消費者のニーズとあっていることが大事なのです。
少し、自分のお店の”売り”キーワードを上げてみてください。
”飲食店””ランチ””ディナー””ワイン””和食””焼肉””安い””高級””オーガニック”
いかがでしょうか?
ではその中でも特に押し出したい2つか3つのキーワードをピックアップしてください。
そのキーワードは消費者にどれだけのニーズがある言葉でしょうか?
キーワードに対して分析するべき項目は以下になります。
・どれくらい大衆のニーズがあるキーワードなのか
・他のお店と差別化できているキーワードか
・価格は適切か
仮にチラシを10000部打つとした場合、そのエリアにはどのくらいの需要が眠っているでしょうか?
この数がそもそも少なくては効果は下がります。
例
お昼の買い出し行かなきゃ! > ランチしたい > 家具を購入したい
まず、自店舗の業種のマーケットの数がどれくらいあるか見極めましょう
次に、差別化です。マーケットの母数が少ない場合はエリアを拡張してチラシを投下することも一つの方法です。
ですが、懸念されるのが競合店です。離れた位置で広告をするほど立地のメリットがなくなります。それでも自店舗を選んでもらえる商品力が重要になります。
そして最後3つ目は価格です。
商品力の評価の大きな指標に”価格”が必ず付きまといます。
遠くの人を競合店よりも呼び込むには価格で比べられてしまうこともあるので、適正価格かを競合と比べて見極めましょう。

いかがでしたでしょうか?
チラシの効果がどれくらいなのかというところからかなり深掘りしましたが、これをご覧になってる方は、最終的にチラシの効果をあげたいという方が多いのかなぁと思っていますので、チラシの効果を上げるようなノウハウをこれからも上げていきたいと思います。