チラシデザインを無料でする前に知っておきたい、チラシの効果を出す3つのポイント「方法」「企画」「わかりやすさ」
2019年9月23日
チラシやフリーペーパーなどの紙媒体を長く利用してきました。その中で効果を出すポイントがわかりました。
チラシやフリーペーパーで効果が出なくて困っている方は、少なくないかと思います。
僕は7年間、フリーペーパーとチラシのポスティングをしている会社で広告の営業をしていました。その中で、どうやったら反響が出るかを考えるのですが、ある法則があることがわかりました。
次の3つのポイントを押さえられていれば、ほとんどのケースで反響が出たのです。その3つがコチラ
✅方法
✅企画
✅わかりやすさ
では1つずつ解説をしていきましょう。
方法
”方法が適切である”
まず1つめのポイントは情報を届ける方法が適切であることです。
適切であることの見方は2つです。
①ターゲット属性が商品・業種とマッチしている
広告は方法ごとに届く相手に特徴があります。若い方に届く方法、高齢者に届く方法、男性に届く方法など様々な”属性”が挙げられるでしょう。
あなたが届けたい相手はどのような属性の方でしょうか?
例えば、ポスティングならよくポストを見ていそうな主婦の方や高齢者の方にマッチしそうです。
ネット広告なら比較的若い人がよく見ているかも・・・
媒体がどのように届くのか、表示されるのか、中身は誰向けなのか。
ここを間違えなければ、より効果的に自社のPRができるでしょう。
②ロット(数)が十分である
次は情報がどのくらいの量で発行されるのかです。
フリーペーパーであれば発行部数、チラシなら配布部数になります。
①のターゲットがマッチしていても量が50枚や100枚であれば効果は見込めません。特にチラシやフリーペーパーをやるのであれば新規集客をしたいという方が多いかと思います。であればなおさら反響率は下がるので数千~数万の単位の部数が必要となるでしょう。
以上の①、②の考えで”方法”が適切かどうかを考えてみましょう。
企画
”来店目的になり得る企画かどうか”
集客には”目的集客”と”ついで集客”という考え方があります。
まずついで集客というのは”○○に寄ったついでに□□に寄ろう”という考え方です。どちらかというと立地に優位性を持たせて集客につなげるケースが多いです。
しかし、広告をやるのであればしっかりと”目的”を持って来店を促すことが必要です。
例えば僕の経験ですと
20代をターゲットにすると「あそこにカフェがある」という情報でも集客できたりしますが
40代になると「あそこのカフェのあのスイーツが美味しいらしい」と料理に目的を持ってもらわないと集客が弱くなりました。
ターゲットが何の情報に反応するのかを見極めることが必要です。
実際、この企画の部分はかなり重要です。
もし、何が良いかわからなければ、まずはハードルを低くして様子を見るのも良いでしょう。
例:カフェがある < カフェのスイーツ < カフェのスイーツが割引
広告代理店やフリーペーパーの会社が付いてくれているのあれば、実際どのような企画が当たっているのか聞いてみるのが良いでしょう。
わかりやすさ
”集客ワードは何か”
チラシにしろ、フリーペーパーにしろ隅々まで見る人は少ないです。
✅写真
✅キャッチコピー
✅企画
✅クーポン
実際、消費者がまず見るのはこの部分です。
写真は綺麗なものを使用しましょう。
キャッチコピーは企画内容を入れてもいいと思います。
例:NEW OPEN!、夏限定の新作メニューが登場!など
僕が特に大事にしていたのは企画の部分です。先ほどのところで考えた企画がどれだけ消費者に伝わるのかがポイントです。
他のフォントサイズより大きくしたり、色を変えたり工夫が必要です。
他の注意事項などは小さくて構いません。
※ただし、ツラなどが揃っていないと不恰好で読みにくいので揃えるべきところは揃えて余分な情報は削ることも大切です。
3つのポイントを評価基準に試行錯誤
今回した3つは答えでありますが、具体的な答えではありません。
お店や商品ごとに具体的な企画や方法は変わります。
なので、具体的に何をどのように出すのかはよく頭を使って考える必要があります。そして1つ、あなたのお店で”鉄板”の法則を見つけることができれば、その広告はあなたの強い味方となります。
他店の事例をもとに、あなたのお店の鉄板を見つけましょう!