広告業界に対して紙のメディアは終わったと言われます。果たしてそれは本当なのでしょうか?
結論は、紙メディアは終わっていませんし、効果もちゃんとあります。
感覚的に減っているメディアとして扱われるとこのような言葉がかけられてしまうのが残念ですね。
紙に関わらず色々なメディアが「終わった」と言われますが、それはそのメディアのバブル期が過ぎただけです。
減ることと効果がでないことは同意語ではない
確かに紙を生産する工場は年々減っています。新聞折込も新聞メディアと共に部数が減っています。
しかし、ポスティングは毎年125%の業界伸び率を誇っています。恐らくポスティングは数年間このペースで伸びていくでしょう。
しかしながら、実際ポスティングは部数が増えるとともに反響も少し落ち着いてきています。これはコンテンツ数が増えているからと予測されています。
コンテンツ数というのはポスティングでいうとチラシの枚数です。同じ業界のチラシが同じ家庭に1種類と何種類も入るのではやはり反響に影響が出ます。
そんな反面、新聞折込の反響が上がったという声も聞いたりましす。
もちろん色々な影響が考えられますが、一時代前より折込枚数が減ったことが良い方向に作用しているのかもしれません。
伸びている媒体は確かに見ている方も多いですが、競合も多いです。媒体の人気と反響は必ずしも同意ではないのです。
特に地方の店舗クラスの情報であれば競合が多いところでは不利に働くことが多いので注意が必要です。
終わったと決めつけず、自店舗のターゲットに一番あう方法を見極める
先日、とあるお寿司屋さんに出前のポスティングの依頼を受けてお話に伺いました。その際にLINE公式アカウントの話をさせていただいたのですが、お店のコアなユーザー層は50代以上ということでした。実際にお店に来店していただく方の半分ほどがLINEユーザーではないかということでした。これは他のお店からすると高齢層が多くLINEユーザーは少ない方だと思います。
結果的に導入は保留となりました。半数がユーザーであれば導入もありだと思いますがまずはチラシということになりました。
ユーザーは半径1km~2kmほどということで定期的に一万部ほどチラシを打つことを優先になったのです。
この例のように大事なのはお店のユーザーの属性を見極めることです。
・商圏範囲
・年齢層
主にはこの二つを見ると店舗レベルの場合ある程度の最適解は見えてきます。
・狙った商圏にアプローチできる媒体はなんなのか
・そのユーザーたちが利用するであろうメディアはなんなのか
決して、よく使われる媒体だからという理由で広告媒体を選ばないように注意をして下さい。
本ブログでは色々なメディアの特徴と活用法をご紹介していますのでよければ他の記事もご覧ください。