広告代理店に依頼する時の注意点。失敗しない選び方とは

2019年10月3日

広告をお願いしたいけれど、どこにお願いすれば良いのだろう?

よく聞く広告代理店てどんなことをしているのだろう?

新卒で入社して広告業界にいますが、いまだに自己紹介で聞かれるNo1が

”広告代理店って何するの?”

その通り、広告代理店て具体的に何してるのか知られていないのです。

それもそのはず、子供の頃から広告代理店に触れる機会なんてないですよね。

利用したことのないサービス、形のないサービスを理解するのは難しいのです。

だから、いざ会社や店舗で広告を検討した時になんとなく”広告”と名のつく代理店にお願いすることが多いのです。

今日は広告代理店について説明をして行きましょう。

この記事を読むと次の疑問が解決されます。

✅広告ができるまでの流れを知ることができます

✅広告代理店の選び方がわかり、失敗が減ります。

✅広告にかける労力が減り、本業に投資できる時間が増えます。

広告ができるまで

広告は2つの構造で出来ています。

1つは”メディア”、1つは”コンテンツ”です。

メディアというのはTVやラジオ、雑誌、インターネットなど情報を届ける方法のことです。

さらに深掘りするとTVの中でも”どの局のどの番組”、雑誌の中でも”どの雑誌なのか”

メディアにはメディアごとのファンがついています。

・雑誌Aは読むが、雑誌Bは読まない方

・テレビは見るが朝しか見ない方

メディアごとに消費者の特徴が出ます。

つまり自店舗のターゲットと合致したメディアを選ぶことが必要です。

コンテンツというのは情報の中身

・チラシであればチラシデザイン

・TVCMであれば動画

主に”文字””静止画””動画””音声”この4つのどれかに当てはまります。

いくらメディアが合致していてもコンテンツが優秀でなければ反響は出ません。逆もまた然りです。

広告を作るということはこの2つを選ぶということです。

そして広告業界は大きく3つの業種に分類されます。

✅メディアを有している会社(TV局、編集部、Google、Facebookなど)

✅コンテンツを製作している会社(制作会社、デザイナーなど)

✅メディアとの繋がりを活かして販売をしている会社(広告代理店)

今まではほとんどが代理店を介して広告を打つことがほとんどでしたが、今大きくこの流れが変わりつつあります。

まず1つ目の転換が

”個人製作がしやすくなった”ことです。

個人でソフトを有していればコンテンツを作ることも可能です。デザインができる人が今ではだいぶ増えました。そのため、広告会社でなくても社内にデザインができる人がいて、自社で製作をしていますケースも多くなりました。

ソフトがなくても製作はできるようになっています。

このブログでもラクスルの無料オンラインデザインなどはよく紹介させてもらっています。

2つ目は”メディアが増えすぎている”ということです。

インターネットの普及により誰でもメディアを作れるようになりましたし、SNSの普及で個人が発信力を持つこともできるようになりました。

そのため、本来広告のいろいろな知識を入れなければならない広告代理店がメディアの時代に流れを全て追うことができなくなってしまったのです。

できる広告代理店の選び方

広告代理店は全ての広告を追うことはできなくなりました。

そのため、得意分野を持つ代理店が増えました。

例えば僕であれば

✅静岡県内のポスティング手配とマーケティング

✅店舗クラスのチラシ集客(事例、デザイン、企画)

✅店舗クラスのSNS運用方法

この2つが専門分野になります。

他にもSEOなどHP系の知識も入れるようにはしていますが専門家ほどではありません。

少し、話は戻りまして

”できる広告代理店”とは何でしょう。

僕は2つだと思います。

①CLの店舗へ広告によって集客をする

②CLが広告にかける労力を削減する

そのために必要な力は

・情報(事例、実績の蓄積)

・ディレクション能力(手配する力)

です。特にコンサルティングと異なるところはディレクションまでやることです。

なので僕の場合は

チラシ集客をキーワードに 企画→製作→配布手配 まで遂行できるように代理店としてトレーニングをしました。

最近ではメディアがあるだけでは売れないため、メディア側も製作や企画に力を入れていたります。

※そのため、業界図がより分かりにくくなっています。

広告代理店を選ぶ時は

✅どこまでやってくれる代理店なのか

✅どこを強みとしている代理店なのか

を直接聞いても良いと思います。

※おまけ

専門外の依頼は代理店にとってもリスクがあるため、できる代理店は苦手分野に同業者で得意な代理店と組んでいることもあります。

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