【ネット印刷の基礎知識】コート、マットコートって何?90kg、73kgって何?
2019年9月15日
ラクスルやプリントパックなどのネット印刷を進めると出てくるコートやマットコートというものは何なんだ?90kgって?
初めてネット印刷をする方は聞き慣れない言葉に戸惑うことも多いかと思います。
そんな方に向けてネット印刷の基礎知識を解説していきたいと思います。
今回はラクスルの画面に沿って解説をしていきたいと思います。
まずはチラシ・フライヤー印刷という部分にカーソルを合わせると
チラシサイズの選択画面が表示されます。
ここで希望の印刷サイズを選択しましょう。
すると次のような画面に移ります。
用紙の種類
まずは用紙の種類について解説をしていきます。
主なチラシ印刷で使用されるのは主に3種類です。
なので3種類を覚えれば大丈夫です。
✅コート紙
✅マット誌
✅上質紙
【コート紙】
コート紙は光沢がある紙質になります。最近では他の紙質でチラシ印刷をする企業様も増えましたが、チラシといえばコート紙というくらいポピュラーなチラシになります。
光沢があるため、飲食店の料理などツヤを出したいものに向いています。
一番ポピュラーでもあるため迷ったらコート紙で印刷すれば間違いはないです。
【マット紙】
マット誌はその名の通りマットな質感で少しザラザラした紙質です。
コート紙とはまた違った雰囲気が出ます。
また、マットの特徴としてはコートよりも少し厚めな印象で裏写りがしずらい紙質になります。
なのでコートよりも1つ下の紙厚を選択しても同等の厚さの印象の印刷ができます。
【上質紙】
上質紙はちょっと表現がふさわしくないかもしれませんが一般的なコピー用紙に近い紙質です。
鉛筆などでも記入ができるため、返信用FAXが付いたものやチラシに記入をしてもらいたいものなどは上質紙が最適でしょう。
手書き風のチラシなど相手に柔らかい印象を与えやすいものにも適していると言われていて、最近ポスティングで見かけることも多くなってきました。
用紙の厚さ
次に用紙の厚さです。
90kgというのは一定の寸法の用紙を1000枚積み重ねた時の重さを指します。
つまり重ければ重いほど厚い紙ということです。
印刷会社にもよって取り扱いの紙厚が異なりますが、こちらも大きく4種類を覚えておくと便利です。
✅58kg
✅73kg
✅90kg
✅110kg
前提として紙の厚さが薄い方が価格が安くなります。
【58kg】
これは新聞折込などでもよく見られる非常に薄いチラシになります。
大量の部数を印刷する際に使用されることが多いです。
【73kg】
こちらの紙厚もよく使用されます。
コート紙や上質紙だと若干裏写りがある厚さです。
しかし、58よりは明らかに厚いため、新聞折込内で差別化を図る際にオススメです
【90kg】
こちらがよくチラシで推奨される厚さになります。
【110kg】
通常よりも”厚いなぁ”というところではこちらの厚さになります。
110kgまでは新聞折込やポスティングについて価格が基本単価に設定している企業が多いため、保存性を高めたい、他より厚くして差別化したい際は一番優位性があるサイズになります。
ネット印刷では簡単にお見積もりが出せます。
ですので、希望の仕様で見積もりを取って金額と照らし合わせてみると良いでしょう。