チラシで効果が出ないのには理由がある。チラシを打つ前に見ておきたい4つのポイント「わかりやすさ、タイミング、エリア、商品」

2019年8月7日

チラシを打ったけど効果がなくてやめてしまったという方に見て欲しい記事

チラシで反響が出ないのには理由があります。一度広告をやったけど効果が出なくてやめてしまったという方を山ほど見てきました。

しかし、諦めないでください!

チラシで効果を出すにはいくつかポイントがあります。これさえ間違えなければ少なくても効果が0だったなんてことはなくなっていくはずです。

その4つのポイントを紹介していきます。

わかりやすさ

まずはチラシのデザインです。私が大前提としてお伝えしているのはチラシのわかりやすさです。

わかりやすいチラシを作るためにも以下の4点は最低限抑えておきたいポイントでしょう。

目立たせるべきところは大きくなっているか

文字のサイズ感としては3種類の大きさを使い分けるとキャッチコピーから細かい本文へ誘導してあげることができます

人の目線を計算してレイアウトしているか

人の目線はZ軸で動くと言われています。Z軸に合わせて読んでほしい順序を建てましょう。

・何のチラシかすぐに見てわかるか

飲食店などは料理の写真が載ることがほとんどのためすぐに見て何のチラシかわかるでしょう。写真がないチラシだったりですと何のチラシかわからないものもよく見受けられます。チラシを見る人は「何となく流して見る」という方がほとんどです。そのため消費者にとって自分に向けたチラシだとすぐにわかるようにしましょう。

・ゴールを意識したチラシづくり

最近は特にどの業種でも飛び込み来店ではなく「電話で予約」「WEBから予約」など様々なアクションへ繋げなくてはなりません。そこで重要になってくるのがチラシを見た方にどのようなアクションをとってほしいのかということです。

電話で予約であれば電話番号を大きく表記すると親切ですし、住宅イベントなどで現地に来場してほしい場合は地図を大きく表記することが大事です。

タイミング

各業種には繁忙期と閑散期があります。

より高い効果を目指すのであれば繁忙期の方が動きは良いです。

ですがお店を経営する方からすると閑散期こそ集客したいものでしょう。ですのでここで私がお伝えしたいことは2つです。

  • 新規集客は繁忙期がチャンス、閑散期は既存集客を中心に組み立てる
  • 反響が良いタイミングを選ぶのではなく、反響が見込めないタイミングを捨てる

まず前者についてですが、繁忙期はチャンスと考えましょう。需要が高い時期は新規の方も来店を見込めるチャンスです。新規来店が増えるタイミングを狙ってチラシなどを打ち、そこで来店してくれた方達をしっかりとLINE公式アカウントなどでお店の資産としましょう。

そして後者ですが様々な要因で反響が見込めないタイミングがあります。

近くで大きなイベントがある

大型連休で地元から人が少なくなる

大型需要の後

などいろいろな理由があります。これは地域や業種によって条件が変わります。

タイミングについては4つの理由の中でも取り分けすごく気にするものではありませんが、タイミングで迷っている方はご参考ください。

エリアは近隣からがセオリー

1km範囲には約5000世帯ほどがあると言われています。この範囲にあなたの競合店はいくつありますか?また自分のお店のメインとなるお客様の来店範囲はどの辺りまででしょうか?ほとんどの場合、お店の近隣という方が多いでしょう。コンビニはたくさんありますが、今の世の中ですと1000世帯に一つあると言われています。元々は3000世帯に一つで考えられたビジネスモデルだったそうです。コンビニよりも多くあるとされているのが美容室です。それほどお店が増えています。同じサービスを展開しているのであれば近くのお店を選びたくなりますよね。ですのでセオリーは近隣から攻めることです。

例外をいくつか紹介しましょう。

1つ目は学生街などの大きな大学、企業、医療法人などによって住む人の属性に偏りがある場合です。私が席を置く静岡市にも静岡大学と大きな病院がある地域があります。データを取るとそのエリアだけ20代の分布率が高く、世帯数に対してアパートの割合が70%を超えています。

2つ目は交通機関の影響です。地方は基本車社会ですが都心部だと電車のみで事足りつことも多いと思います。また、そういった駅周辺の店舗の場合は沿線を意識したエリアも視野に入れることが必要です。

商品

ここが最も重要です。どんなに良いチラシを作成しても消費者が来店してみたい、利用してみたいと思う商品でなければ反響は出ません。

今の商品で反響が出なければ、そのハードルを下げてみましょう。

  • 需要の多い商品を出す(例:ディナー<ランチ、カット+カラーなど)
  • トレンド、季節感がある商品(最近だとタピオカ、ワンランク上のかき氷、髪質改善など)
  • イベント化(周年祭、キャンペーンなど)

もちろんお店が出したいものが反響が出るのか自信もない方がいらっしゃるとお思います。こちらについてはここで上げるには商品数が多いため、もしよければ別途問い合わせフォームよりお問い合わせください。出来る限り個別に対応させていただければと思います。

諦めるのは10回試してから

10回もと思うかもしれませんが、10回打てる計画を建てましょう。

1度目からチラシを10万部も打つ必要はありません。数千~1万部ほどで進めてお店にとって最適なチラシを見つけていきましょう。10回試行錯誤して反響がなければそもそも媒体選びが間違えている可能性が高いです。

継続しながら費用対効果の最大化を目指しましょう!

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